看板にしているのは、季節のフルーツパフェです。月ごとに中身が変わるので「今月のパフェ」としか呼べないのですが、作り方の考え方はずっと同じです。ここでは、その中身の話をします。
下まで果物を入れる
パフェは、上のほうだけ豪華で、下は生クリームとコーンフレークばかり——という経験をされた方が多いと思います。うちがいちばん気をつけているのが、そこです。
上から下まで、どこをすくっても果物が当たるように層を組んでいます。最後のひと口までおいしい、というのが、産地の店として出す以上ゆずれない線でした。
ひとつのパフェに入る果物の量
季節によりますが、およそ果物3種類・正味150g前後。いちじくなら1個半、桃なら半分、みかんなら1個分が目安です。生クリームは控えめにして、果物の甘さが立つようにしています。
甘さは、果物に決めてもらう
果物は、同じ品種でも時期で甘さが変わります。走りのものは酸味が立ち、終わりのころは糖度が上がる。そこで、クリームとアイスの甘さを毎週調整しています。
酸味の強い時期はクリームをやや甘めに、完熟の時期は甘さを引いて。同じメニュー名でも、先月と今月では少し味が違うはずです。それでいいと思っています。
組み立ては、注文をいただいてから
果物を切り置きすると、断面から水分が出て、色もくすみます。そのため、ご注文をいただいてから切って組み立てています。
出てくるまで10分ほどお待たせしてしまいますが、そのぶん断面がいちばんきれいな状態でお出しできます。お急ぎのときは、お声がけください。フルーツサンドなど、すぐお出しできるものもあります。
月ごとの顔ぶれ
- 1〜3月 不知火とはっさく。柑橘の酸味とクリームの組み合わせ。
- 4〜5月 いちごと、仕込んでおいた梅のコンポート。
- 6〜8月 あらかわの桃。いちばん人気の時期です。
- 8〜10月 いちじくと巨峰。秋のはじめだけの組み合わせ。
- 10〜11月 たねなし柿。とろりとした食感を活かして。
- 11〜2月 有田みかん。生とコンポートの二種類を重ねます。
その月に何をお出ししているかは、Instagramで毎朝お知らせしています。フォローいただくと、生搾りジュースを1杯おつけしています。
売り切れについて
果物の仕入れは、その日に使い切る量だけにしています。作り置きをしないぶん、夕方には売り切れてしまう日があります。
確実に召し上がりたい場合は、ご予約のときに「パフェ希望」とお書きください。おとりおきします。


